Mendel in Japanese

From RepRap
Revision as of 03:58, 31 May 2010 by Takagiko (talk | contribs) (Created page with '{{RepRap_Ja|name=Mendel|version=II|image=mendel.jpg|description= 右の写真の機械は、我々が[http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E…')
(diff) ← Older revision | Latest revision (diff) | Newer revision → (diff)
Jump to: navigation, search
Mendel ドキュメント
右の写真の機械は、我々が遺伝学の父にちなみ、「メンデル(Mendel)」 と呼んでいる RepRap プリンターです。これは、2番目の、改善されたバージョンの RepRap で、あなたのデスクに載るくらい小さく、しかし大きなものを作成するのに十分なほど大きいプリント容積を持っています。(下のMendel のスペック表を参照)。この機械は、少しの(地元やオンラインの)業者から購入できる部品と、Mendel 自身で作ることのできる部品(写真の中の、白色で少し透き通った色の部品)から作ることができます。

この写真の中で、機械の後ろのPCの画面に映っているのは、あなたの望むものを製作してくれるために使う RepRap ソフトウェアです。私たちは、このソフトウェアと、この機械を作るための設計書を無料で差し上げています。これはすべて GPL 2 (GNU Public License v2) に従ったフリーなものです。しかし、実際に Mendel を製作するには、あなたは標準部品を約350ユーロで買わなければいけません。自分自身で全ての部品を調達して組み立てるということには、不安になるかもしれません。しかし、この Wiki は全てのプロセスを可能な限り簡単にできるように書かれています。

上のリンクから、さらなる情報を入手できます。

Mendel.jpg


Mendelのスペック表

下の表は、この機械のスペックの概要を示します。

メートル法でのスペック
製造者 RepRap (もしくは、誰でも!)
モデル Mendel
Technology FFF (Fused Filament Fabrication:溶解フィラメントによる製造)/熱可塑性樹脂押し出し成形
全ての材料の価格合計 350ユーロ
年間維持費 時々の油差し5ユーロ
サイズ 500 mm (W) x 400 mm (D) x 360 mm (H)
重量 7.0 kg
プリント容積 200 mm (W) x 200 mm (D) x 140 mm (H)
材料 ポリ乳酸(PLA), 高密度ポリエチレン(HDPE), ABS樹脂, その他。 3mmフィラメント使用。
材料費 ポリ乳酸(PLA): 22ユーロ/kg, 高密度ポリエチレン(HDPE): 11ユーロ/kg, ABS樹脂: 17ユーロ/kg
成形速度 毎時 15.0 cm3 (ポリ乳酸(PLA)でのテスト結果。他の材料もほぼ同等。)
精度 ノズル直径 0.5mm、毎分2mm積層、フィーチャサイズ0.1mm位置精度、レイヤ厚0.3mm
仕上がり まあまあ
RepRapの複製に必要な部品容積 1110 cm3

(標準的な材料では、毎時 15.0 cm3 の成形速度は、毎時 19.0 cm3 の体積と等価です。)

Mendel と Darwin の比較

Mendel は RepRap の最新の世代です。Mendel は初代の Darwin を継承しています。初代 RepRap の Darwin に関してはこちらのリンクをご覧ください。

Mendel は、Darwin より以下の点で進化しています。

  • より大きなプリント容積。より小さな機械の設置面積。
  • 詰まりを防ぐため、Z軸の制約を改善。
  • より良い、軸の効率。
  • より簡単な組み立て。
  • 吹出口を交換可能に(まだできませんが、もうすぐ実装されます)。
  • より軽く、よりポータブルに。

下の動画は、これら改善点の説明です。

<videoflash type="vimeo">6983001|640|480</videoflash>

数値での比較は、こちらのブログ記事(英語)を参照ください。